茶寮で人気のパフェを自宅で!
茶寮都路里「Petit パフェ -抹茶/ほうじ茶-」
茶寮都路里(さりょうつじり)は、1860年創業の宇治茶専門店 祇園辻利が運営する茶寮です。1978年、多様化する時代に向けて、京都・祇園に5代目社長が開店。それ以来、「どこにもない最高の抹茶スイーツ」を届けるため、空間づくりから食材の細部に至るまで徹底してこだわってきました。
茶寮都路里を代表するメニューは、こだわりの素材を何層にも重ねたバリエーション豊かなパフェ。コロナ禍以前は、あんこや白玉など、その日の作りたて素材で、お店でしか味わえないメニューとして提供していました。
しかし、コロナ禍で京都に来られないお客様が増え、「自宅でも茶寮のメニューを味わえたら」との声が寄せられたことで、9層に凝縮したミニパフェの開発が始まりました。
今回お取り寄せしたのは、オンラインショップのために開発された「Petitパフェ」。Petit(プティ)はフランス語で“小さい”、パフェの語源は“完璧な”。その名の通り、茶寮都路里が完璧を目指してつくった新しい宇治茶スイーツです。
抹茶×柚子、ほうじ茶×オレンジピール。
味わいのコントラストで魅せる宇治茶スイーツ
Petitパフェは、茶寮のパフェを手掛けるメンバーが中心となって開発。数え切れないほどの試作を重ね、宇治茶の味わいと相性の良い素材を厳選するところから始まりました。その結果、自慢の石臼挽き宇治抹茶には希少な京都水尾柚子、香り高くコクのあるほうじ茶にはオレンジピール、という組み合わせに辿り着きました。
【Petitパフェ 抹茶】の構成(上から)
・水尾柚子ピール
・抹茶ホイップ
・水尾柚子ゼリー
・つぶあん
・抹茶ジュレ
・抹茶ムース
・水尾柚子ゼリー
・バニラムース
・抹茶ジュレ
祇園辻利厳選抹茶のジュレ、茶寮都路里の店舗でも使用している抹茶の風味豊かなホイップ、オリジナルブレンドで甘さを整えた小豆のつぶあんもさることながら、「Petitパフェ 抹茶」で最も注目すべきは中間層に置かれた柚子ゼリーです。
京都水尾の実生栽培柚子(※)を使用した柚子ゼリーは、あんこや抹茶の上品さを引き立てる良いアクセント。この柚子が食べ始めに香りと味のインパクトを与え、食べ進めるうちに不思議と全体をまとめる調整役にもなってくれます。
※実生栽培柚子:接ぎ木ではなく、種から十数年かけて育った木で収穫される柚子。香り高く味が濃いのが特徴。
【Petitパフェ ほうじ茶】の構成(上から)
・金箔、オレンジピール
・ほうじ茶ホイップ
・ほうじ茶とオレンジピールのジュレ
・つぶあん
・ほうじ茶ジュレ
・ほうじ茶ムース
・ほうじ茶とオレンジピールのジュレ
・京碾ききなこムース
・ほうじ茶ジュレ
「Petitパフェ ほうじ茶」で特徴的なのは、ほうじ茶の香りを引き立てる苦味のあるオレンジピール、深めに炒ることで香り高く仕上げた京碾ききなこムース、透明感がありさっぱりとした後味のほうじ茶ジュレです。
オレンジピールやほうじ茶ジュレは上の層にも下の層にも入っていますが、組み合わせる層がほうじ茶ムースなのかきなこムースなのかで味わいが少しずつ移り変わっていくのが面白いです。この層が織りなす“味変”は、まさにパフェの醍醐味。
上から真ん中までの層を味わいのハーモニーの第一章、真ん中から底までの層を第二章。そして、最後に余韻を感じられるようにと考えられた構成に、パフェへの並々ならぬ情熱を注いできた茶寮都路里らしさを感じました。
茶寮都路里が誇る完璧なパフェを、祇園から自宅へ
「Petit パフェ」専用のパフェ箱を開けて最初に目に入る「Made in Kyoto」の文字。京都に行けないお客様にとってはきっと嬉しい計らいであり、祇園を拠点に宇治茶を届け続けてきたブランドの誇りも感じます。
また、通販で若い人たちに手にとってもらえるようにと容器にもこだわりが。職人が層を美しく作りやすい口経を保ちつつ、手にとった人が新しさを感じられる容器を探しました。
商品は冷凍で届くので途中で層が崩れることはないのでご安心を。8時間ほど冷蔵庫で解凍すると食べごろです。
試作の日々を経てお店と同じ完璧な味わいを実現した逸品は、年末年始の集まりや、特別な日の贈り物にもぴったり。お取り寄せ限定の宇治茶パフェ、ぜひお試しあれ!